機能解説

【フィルムの機能:防犯】

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防犯フィルムQ&A

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性能

Question このフィルムで加工すると誰も侵入できないのですか?
Answer 防犯フィルムは完全に侵入できないようにするものではありません。防犯フィルムを貼った場合には、ガラスを割って、さらにフィルムを切断しなければならないので、侵入に時間がかかります。このためほとんどの窃盗犯は侵入を諦めてしまいます。
Question ナイフで切れますか?
Answer フィルムそのものはカッターナイフでも切れます。しかしフィルムはガラスの内側に貼りますので、外から直接フィルムを切ることはできません。侵入者は、フィルムを切る前にガラスを壊す必要があります。また、ガラスを壊しても破片はフィルムについたままですので、フィルムを切ることは容易ではありません。
Question ガラスを破るまでの時間が5分程度よけいにかかるだけで泥棒を防げるのですか?
Answer 警察の方のお話では、5分という時間は、通常は侵入して逃げるまでの時間だそうです。侵入にかかる時間だけを考えるともっと短い時間で諦めて他の目標を探すと言われています。
Question 二重に貼れば強度が上がりますか?
Answer フィルムでガラスをサンドイッチにする場合、同一面に二重貼りする場合、いずれも強度を上げることができますが、外側にフィルムを貼ると耐久性に問題が生じることがあります。
Question フィルムの厚さはどのくらいですか?
Answer 防犯用とする場合には100ミクロン(0.1mm)以上の厚さが適当です。SSP1218CLの厚さは345ミクロンです。
Question 防弾性能がありますか?
Answer 防弾フィルムではなく、防御フィルムです。すべての武器に対して安全を保証するものではありません。ただし攻撃威力を確実に弱めることができます。
Question 窓の一部に貼ることはできますか?
Answer クレセントの部分だけに貼るという方法もありますが、効果は限定的ですので、全面に貼ることをお勧めします。
地震などの災害時にガラス破片の飛散防止という観点からも全面施工をお勧めします。
Question 耐熱性はありますか?
Answer ガラスに貼り付けた状態では、不燃材の扱いになります。鉄道車両用材料燃焼試験をクリアしています。
Question ガラスカッターを使用されても大丈夫ですか?
Answer ガラスカッターというのはガラス表面を傷つけ、その部分を軽くたたいてガラスを割るのに使います。フィルム加工すると、傷つけた部分をたたいてもガラスが割れにくくなります。また割れたとしても割れ目にカッターナイフを入れるのは難しい状態です。どのような場合でも切れないとはいえませんが、時間と労力を要します。
Question 強化ガラスに貼った場合とフロートガラスに貼った場合では、どちらが強いですか?
Answer 強化ガラスは集中的に力が加わると全面粉々になってしまうため、防犯上は有効ではありません。防犯上は通常のフロートガラスの方が強いといえます。
Question フィルムを貼った周辺部に隙間がありますが、ここをガラスカッターで切ることはできませんか?
Answer 周辺5mm程度の隙間では専門家でも不可能だそうです。
Question フィルムを貼った周辺部に隙間がありますが、ガラスを強い力でたたくと、周辺部が割れてガラスごと落ちませんか?
Answer ガラスは強い力でたたいたところから放射状に割れ、隙間に沿って割れるということはありません。
Question 窓ガラスに色がついたり暗くなったりしませんか?
Answer SSP1218CLを通常のガラスに施工した場合、可視光線透過率の低下は2%程度です。フィルム加工してあることを説明しないと気づかないレベルです。
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施工

Question 自分で貼ることはできますか?
Answer 十分な防犯性能を出すために、専門の施工業者をお使いになることをお勧めします。
Question 一般的なガラスフィルムの施工業者でも施工できますか?
Answer 不可能ではありませんが、一般的なフィルム加工より技術力を要します。防犯フィルムの施工経験があるか、訓練を受けた専門の施工業者をお使いになることをお勧めします。
Question 施工を頼める業者はありますか?
Answer 防犯フィルム施工のプロフェッショナルな業者をネットワークしたYF-Netがあります。YF-Netのページからお近くの施工業者をお選びください。
Question 工期はどれぐらい必要ですか?
Answer 一般的な住宅の場合、工事は1日で完了します。
Question 貼ってすぐに性能が得られますか?
Answer ある程度の強度はすぐに得られますが、本来の性能が得られるには、施工時のスリップ水液が完全に蒸発する必要があります。通常2〜3週間程度必要です。
Question ガラスのどちらの面に貼るのですか?
Answer セキュリティと飛散防止効果の理由で、内側に貼ります。
Question 外側に貼ることはできますか?
Answer 防犯フィルムは防御性能の理由で内側に貼る必要があります。SSP1218CLは内貼り用に作られています。
Question 風呂場の窓ガラスにも貼ることはできますか?
Answer 常に湿度が高い環境ではフィルムが湿気を吸い込んでしまいますので適しません。ただし、使用しないときに換気を十分行っていただければ問題ありません。
Question 曇りガラス(すりガラス)に貼ることはできますか?
Answer 弊社の強度テストでは、通常のフロートガラスと変わらない性能が出ています。ただし、曇り加工面にフィルムを貼ると曇りが若干クリアになります。
Question ガラスの内側が型ガラス(凹凸がある)なのですが、貼り付けられますか?
Answer フィルムとガラスの接着面積が小さくなるため十分な強度が得られません。通常はガラスの内外を入れ替えるなど施工面が平滑になるようにお願いしています。
Question ペアガラスに貼ることはできますか?
Answer 貼る面が普通のガラス(フロートガラス)であれば、問題ありません。
Question 網入りガラスや熱線反射ガラスの場合、熱割れが起こると聞きましたが?
Answer 施工前に、網入りガラスは通常のガラスに比べて熱割れしやすいということをご理解いただいた上で施工しています。
SSP1218CLは透明度が高く熱割れは発生しません。
Question 防犯フィルムを貼った上にカラーフィルムを貼ることはできますか?
Answer 可能です。
一般のフィルムは接着力が弱いので、逆の順番に貼ると十分な防犯性能が得られません。
Question 事前に窓の正確なサイズを施工業者にお知らせする必要がありますか?
Answer 一般的には、施工者が現場で窓の正確なサイズをはかってフィルムをプレカットしますが、お客様から事前にできるだけ正確な情報をいただけると効率的に施工を行うことができます。
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耐用性・保守性

Question 保障期間は何年ですか?
Answer 5年です。
Question 耐用年数は何年ですか?
Answer 見た目にはほとんど変化がなくても性能劣化が起きている場合もありますので、防犯性能を考慮すると10年程度をめやすにしていただくのがよいでしょう。
Question フィルムを貼った窓を洗うことはできますか?
Answer 通常のガラスと同じように洗えます。ただし、金属タワシなど傷つけやすいものは使用しないでください。汚れがひどいときには中性洗剤をお使いください。
Question 劣化するとどのようになりますか?
Answer SP1218は見た目にはほとんど劣化がわかりません。
ただし、見た目にはわからない性能劣化が進んでいる場合もありますので、10年程度をめやすに貼り替えをしていただくことをお勧めします。
Question 貼り替えはできますか?
Answer 可能です。また、ご自分ではがすことも可能です。
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